暑すぎる今年の夏、「モクテル」がオンライン飲み会の主流になる!

暑すぎる今年の夏、「モクテル」がオンライン飲み会の主流になる!

暑すぎる今年の夏、「モクテル」がオンライン飲み会の主流になる!

「特別な夏」という、ちょっぴり甘酸っぱい響きとは正反対に、会食と帰省が禁じられた猛烈な暑さ以外はちっとも夏らしくない今年の夏。大学生は新学期以来、オンライン授業のまま夏休みを迎え、新入社員は一度も出社せず、人々はリモート勤務を続けている。

そんな中、意外にも盛り上がって、ウイルスの季節が過ぎた後も定着しそうな勢いを見せているのが、オンライン飲み会やズーム飲みのブームだ。


帰路を気にせず飲めること、自分のペースで楽しめること、海外も網羅した遠くの友だちと話せること…。その魅力の焦点は人それぞれだが、好きなドリンクを自在に選べることもオンライン飲み会の普及にひと役買っているようだ。


そして、レモンサワーやハイボール、缶ビール、日本酒、ワイン、焼酎、様々な選択肢がある中で意外にも注目されているのがノンアルコールドリンクの存在だ。


もともと、人がオンライン飲み会に求めるものは何だろうか?スパイスとハーブの日本におけるメインブランドであるエスビー食品の調査によると、1位は「人と話したいから(71,8%)」、2位は「近況報告をしたい(44,8%)」で、「お酒を飲みたいから (27,7%)」は意外にも3位でしかなかった。実は7割以上の人の目的は、お酒ではなく会話なのだ。


しかも、かつてのお茶会の延長でもある女性たちのオンライン飲み会は白昼にスタートすることも多く、アルコールよりはむしろお茶、でも気分は上げて行きたいからノンアルコールドリンクを選ぶという人たちが多い。その際、「映える」ドリンクを自分仕様でアレンジするする人たちも現れ始め、少しずつ注目を集めているのがロンドン発祥のノンアルカクテル、「モクテル」だ。


男性たちはオンライン飲み会の画面で、「お酒っぽく見える」ことを求めて、女性たちは「太らない」ことを求めて、モクテル人気の導火線にはもう火が放たれている。

暑すぎる今年の夏、「モクテル」がオンライン飲み会の主流になる!

モクテルは、英語の「真似た、見せかけの」という意味の「mock」と「coctail」を組み合わせた造語。2013年頃からロンドンで話題になり始め、またたく間に世界に定着していったノンアルコールドリンクの新潮流だ。


ビールや缶チューハイ、梅酒などでお馴染みの、味はそのままに単にアルコールが入っていないノンアルコールドリンクと違い、見た目はカクテルそのまま、ワイルドハーブや多種のスパイスを使う進化型のノンアルコールドリンク。一流のバーテンダーたちのチャレンジで、次々とオーガニック志向でボタニカルな先端モクテルが生まれ続けている。


もちろん、シャーリーテンプルやシンデレラなど、モクテル誕生以前からの著名なノンアルコールドリンクもあるが、今ではハーブやフルーツを加えることで、モクテルの一員として華麗に返り咲いている。


モヒートや、チャイナブルーなど、有名なカクテルレシピからアルコール要素を外して、フレッシュハーブなどで飾り付けた「ヴァージンモヒート」や「ヴァージンチャイナブルー」といった代表的なモクテルも生まれている。


ニューヨークやサンフランシスコの景勝地では、カップルや友人同士だけでなくファミリー層も多く訪れる。その場合、お酒が苦手な人やハンドルキーパーたちにとって通常のソフトドリンクとは一線を画するモクテルの存在価値は大きい。誰もがソフトドリンクの選択肢が烏龍茶だけで、しらけた気分を味わった経験があるはずだ。

暑すぎる今年の夏、「モクテル」がオンライン飲み会の主流になる!

オンライン飲み会での密かなブームと同時に、今回モクテルの市場に本格的に参入したエスビー食品は、カレーや様々な瓶入りスパイスのトップメーカーだが、意外にもスーパーの店先で手に入るフレッシュハーブのほとんどもエスビー食品から届けられている。


特にキッチンハーブというシリーズは、袋の上部を除去すればそのまま鉢植えのフレッシュハーブになってしまう便利アイテムだ。家でパスタを作る際に何枚か使って、そのまま余らせてしまうバジルや、煮込み料理に少しだけ使ってそのままになってしまうタイムなど、これまで最後まで使いきれなかったハーブたちをキッチンの片隅で育てれば、いつだってヘルシーなモクテルが完成、オンライン飲みのスターの座も必至だ。


エスビーのサイトでは、オリジナルのモクテルも紹介されている。


フレッシュタイムクーラーは、オレンジジュースとジンジャーエールを同量ずつシェイクし、ミックスベリーやキウイを合わせたもの、味の決めては3本添えられるタイムだ。


人気モクテルの1つ、ヴァージンモヒートもフレッシュのスペアミントを使えば簡単。エスニック好きには、ミントの代わりにたくさんのパクチーを使うヴァージンパクチーモヒートもいい。こちらでは、蜂蜜とシナモンパウダーを加えるレシピの妙もスパイス専門メーカーの老舗ならでは。


オンライン飲み会が決まったら、スーパーでフレッシュハーブを手に入れてモクテルを完成。ノンアルコールでも、映えておいしいモクテルで友人たちの視線を独り占めにしよう。

暑すぎる今年の夏、「モクテル」がオンライン飲み会の主流になる!

フレッシュハーブで楽しむ「モクテル」&夏のドリンク

https://www.sbfoods.co.jp/recipe/feature/detail/086.html

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